下妻陣屋
Shimotsuma Jinya, Japan


訪問日:
2009. 7. 23







【下妻陣屋概要と訪問記】


下妻の地は戦国時代には多賀谷氏が治める地でした。

1590年(天正18年)に小田原征伐の後に家康の次男、
結城秀康の弟・鶴千代丸や次男・松平忠昌、
久松松平氏の松平定綱らが城主を務めています。

いずれも短い期間で移封となった後に1619年(元和5年)に
天領となり、その後1712年(正徳2年)に井上正長が
1万石で入国し、下妻藩が成立し、陣屋が置かれたそうです。


下妻陣屋は茨城県の下妻駅の西側、
下妻第一高校から北の一帯にあったようです。




戦国時代の下妻城(多賀谷城)の
西側を陣屋にしたそうです。

下妻城の登城記はこちらです。



関東鉄道を下妻駅で下車し
西側の駅舎から町へと出ました。

関東鉄道の乗車記はこちらです。


駅のすぐ前の高台に
下妻第一高校の校門がありました。

その下妻第一高校が下妻陣屋の
南の端に位置しているようです。

下妻第一高校の北側に
城山稲荷がありました。



この城山稲荷は御陣屋稲荷とも呼ばれていたそうで
神社の境内に土塁も残っていたそうですが
それは見落としてしまいました。




関東鉄道の線路に沿って北に向かいます。

関東鉄道の線路を東西に横切る
道路に出たところの様子です。



樹木の向こうの鉄筋建物が陣屋市営住宅といい、
ここに陣屋の名前が残っていました。

この一画には検察庁や裁判所の官舎や
拘置所などもあるのですが、そこに
陣屋公園という児童公園がありました。



下妻第一高校や城山稲荷の土塁を
見逃したのは残念でしたが、
それ以外には遺構も残っていないようでした。



【下妻陣屋へのアクセス】


下妻陣屋は関東鉄道下妻駅から
城山稲荷まで歩いて2分程です。

陣屋公園までは歩いて10分ちょっとです。

関東鉄道の時刻表はこちらです:
http://www.kantetsu.co.jp/train/timetable/timetable.html


関東鉄道の乗車記はこちらです。




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