宇土陣屋
Uto Jinya, Kumamoto

訪問日:
2011. 5. 3


【宇土陣屋概要】

小西行長が築城した宇土城は、関ヶ原の戦いで
敗れた小西行長が斬首された後は加藤清正の
支城となりましたが、1637年(寛永14年)に
廃城になっています。

しかし1646年(正保3年)には肥後藩の支藩として
宇土藩が成立すると、宇土には陣屋が置かれました。

熊本藩二代藩主細川光尚は、自ら宇土に赴き
初代宇土藩主となる細川行孝の為に
屋敷地の見分をしたようです。

【宇土陣屋へのアクセス】

JR宇土駅前から九州産交バス乗車し、
宇土本町二丁目バス停で下車。
宇土本町二丁目から東に徒歩5分程です。

宇土駅前からのバスの所要時間は約5分、
一時間に約一本の運転本数です。

【宇土陣屋訪問記】

宇土市民会館の向かいの公民館から教育委員会の
建物の辺りに江戸時代に陣屋があったようです。


撮影: 2011年5月

宇土の街を西北から東南に斜めに走る
道の脇にあった公民館です。

最新のgoogleマップでは、
公民館の建物は無くなっていました。
2016年の熊本地震で壊れてしまったのでしょうか。

公民館のあった建物から脇に入る道を進むと
教育委員会の建物があり、その敷地に
宇土陣屋の案内板がありました。


撮影: 2011年5月

この案内板には陣屋の建物は残っていないが
外壁に趣が残っている、と書かれていました。

その外壁というのは通りの反対側に
続いていた壁の事でしょうか。


撮影: 2011年5月

この壁には藩校だった温故知新館の案内がありました。

宇土の散策記はこちらです。

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