土呂陣屋
Toro Jinya, Japan


訪問日:
2011. 6. 11







【土呂陣屋概要と訪問記】


土呂陣屋は、1705年(宝永2年)に
旗本・山口氏が築いた陣屋です。

山口氏は、土呂村(現在の岡崎市福岡町)や
その周辺などに3千石の領地を有していたそうです。

この山口氏は、関ケ原の戦いの直後、
島津氏へ家康の使者として赴いた
山口直友の子孫という事です。




土呂陣屋は岡崎市の南部、
岡崎駅から2km程南の福岡町にあります。


土呂の集落を抜け、浄専寺を抜けて
南に向かうと、福岡小学校が見えてきました。

土呂の集落の様子はこちらです。




この福岡小学校が土呂陣屋跡だそうです。

陣屋の遺構は残っていませんが、
小学校の敷地の北側に陣屋の庭に
あったクロマツが5本残っているそうです。



訪れた日は土曜日でしたが登校日だったようで、
校門のインターフォンで許可を得て校内に入りました。



5本の大きなクロマツが生えていますが、
以前はもう一本あったそうです。

その木は枯れてしまったそうですが
案内板に最も樹形が良かった一本が
枯れてしまったと書かれていて、
残念さが伝わってきます。



その枯れた木の幹が校門を入って
すぐのところに飾られていました。


校内の一角には、古い石組の上に置かれた
比較的新しい供養塔が立っていました。



陣屋と関係があるのかどうか、
それは判りませんでした。



【土呂陣屋へのアクセス】


土呂陣屋はJR東海道本線・
岡崎駅の南、約2.0km程です。

徒歩約30分程です。


岡崎駅前から福岡町行き名鉄バスで
福岡町下車、徒歩約5分。

または岡崎駅前から幸田駅前行き
名鉄バスで願成寺前下車、
徒歩約10分です。



名鉄バスの時刻はこちらから検索可能です。




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