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くらがり渓谷は岡崎市の東の外れ、
新城市との境に近い山間にある
男川の源流に近い渓谷です。
豊川平野に聳える本宮山の麓にあたり、
標高は250mとそれ程高くもないですが、
山深いところです。
くらがり渓谷の地図はこちらです。
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男川沿いに秋に咲く桜を見つけました。
この山の麓にくらがり渓谷があります。
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この布瀧不動尊の不動明王は、
9世紀の僧、慈覚大師が作ったとされています。
戦国期には武田信玄がこの不動明王を
所望したそうですが、甲斐に移される前の晩に
白馬に乗った童子二人が数千の家来を引き連れて
お堂を取り囲む夢を見たそうです。
その夢のお告げで、不動明王は
甲斐に移されることなく、
信玄は千巻の不動経と
小剣100本を奉納したそうです。
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不動尊近くの男川の流れです。
ここから、くらがり渓谷に入っていきました。
2008年11月、渓谷は紅葉している時期でした。
男川の細い流れにそって渓谷を歩いて行きます。
11月の日陰は肌寒く、指先も悴んでしまう程でした。
道端に石碑が建っていました。
石碑の字は読めなかったのですが
碑の近くにあった石柱には
正一位砥鹿(とが)神社とありました。
砥鹿神社は三河国一之宮です。
豊川市に里宮が、本宮山頂に奥宮があります。
せせらぎの音が心地良かったです。
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鱒のつかみ取り場もあり、
また周囲にはキャンプ場や
バンガロー村もあるようです。
バンガロー村へ向かう赤い吊橋です。
この奥にも、もみじ橋の岩舞台や
おきな渕といった見所もあるようです。
くらがり渓谷は小さな渓谷ですが
岡崎市民の憩いの場になっています。