祐傳寺は、岡崎市の中心部にある
岡崎市役所のすぐ近くにある小さなお寺です。


祐傳寺の地図はこちらです。


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祐傳寺の事は、700〜800mほど東にある
八柱神社を訪れた際に謂れを知りました。

八柱神社の様子はこちらです。

区画整理された一角にある祐傳寺。
山門もなく、そうと知っていなければ
気がつかずに通り過ぎてしまうそうなお寺です。

立派な楼門に当時の様子を
彷彿としているようでした。

この祐傳寺には、信長の命により
殺害されたとされる、徳川家康の正室、
築山御前の首塚があります。

築山御前は長男、信康の正室で
信長の娘、徳姫の訴えが元となり
浜松の近くの小藪村で殺害されてしまいます。

築山御前の首は信長の実検を受けた後、
徳川家康の家臣・石川数正がその首を持ち帰り
この祐傳寺に葬ったとされています。

石柱の門のすぐ目の前に本堂が見えていました。

寺の由来も、築山御前の首塚の案内もなく
本当にこのお寺で良かったのか、と思い
近くにいたお婆さんに尋ねてみると、
築山御前の首塚を教えてくれました。

門入ってすぐ左側にあった
小さな五輪の塔が、その首塚でした。

あまりに粗末な首塚に、
思わず言葉を失ってしまいました。


徳川家康の長男・信康と、
正室・築山御前が死に至った経緯は
八柱神社の項を御参照ください。

八柱神社の様子はこちらです。